ソフィーママの世界

抜粋コラム
オーストラリア アデレードの旅 1
(2013/2/1のブログより)

この度のオーストラリアの訪問は娘の学校関係を兼ねて
ということで 初めての南オーストラリア州 アデレードに
行くことになりました。



この都市に着いたはじめの感想は 
「あれっ オーストラリアっぽくないなぁ」でした。
街を歩く人は みんなおしゃれで ケアンズやパースのように
タンクトップに短パン裸足の人は まずいません。
街には教会がいくつも建ち 歴史のある古い建物が多く、
その街は低い山に囲まれた中にあるまさに京都のような
コンパクトで住みやすい街のイメージが強いのです。



アデレードワインでも有名なこの土地は 心地よい風が吹くからりと
乾燥した気候で 車で20分も行けば 丘にも海にも街にもどこへでも行け、
しかもバスやトラムが整備されしっかりと時間通りにやってくるのです。
暮らすには最高の町といえるでしょう。

しかし そんな心地よい町なのにソフィーにはずっと違和感が
ありました。その違和感はもちろんエネルギーに関するもの。
青く澄み渡る空 心地よい風 大きく広い公園・・・
それなのに なんか とても狭く感じるのです。

町はもちろんパースとかと比べるとこじんまりしています。
しかし やはりオーストラリア 目に映る景色は広々としているのです。
それでも狭く感じる・・・エネルギーを感じてみると理由がわかりました。
なんとここは 存在のエネルギーが縦の町なのです。

ケアンズもパースも存在のエネルギーは横です。
特にパースはどこまでも広がる強力な横のエネルギーです。
私は存在のエネルギーが横の人です。娘は縦の人です。
娘にはこの町はとってもフィットしているけど 私に違和感が
あるのはそのせいだったようです。

長距離の旅行の時は必ず本を持参します。しかしパースの場合
その本を旅行中に読むことは 本当に苦難の技なのです。
まず読む気がしないのです。ぼ~~~っとして 
ダラ~~~として ワイルドな野生の自然に
溶け込まれていると 本を読むという行為が出来なくなるのです。



しかし ここアデレードは違いました。持ってきた本が
すらすらと読めるのです。ベランダで心地よい風を感じながら
紅茶をお供に本を読む(^_-)・・・最高のシチュエーションです。
ここは 勉強や仕事において とても集中できる素晴らしいエネルギー
の宝庫の町だと思いました。

さて 今回 この町には様々な思いと期待を胸にやってきたことも
事実です。娘の学校関係の用事だけではない なにか・・・



一つは、数年前 ホワイトマンパークの木 タイガーが言っていた
アデレードでの素晴らしい出会い。そして銀杏のオーサが言った
ホテルの近所の公園にいる木 エミリーに逢うこと。

そして最大の楽しみは アデレードから車で5時間の距離にあり
手軽なアウトバックを楽しみながら、トレッキング出来るという
Flinders Ranges National Park
に行くことです。

次号に続く

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